“春から夏”の
道北・道東で楽しみたい
自然の名所

2024.2.15
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道北・道東の自然が織りなす

“春から夏”の絶景

北海道の広大な大地には、数えきれない絶景があります。とくに道北・道東エリアは、その美しさで訪れる人々を魅了し続けています。春の訪れとともに、広大な原生花園ではさまざまな野花が競演し、夏には青々とした大地が広がります。秋には紅葉が山々を彩り、冬は雪に覆われた静寂の中で、ダイナミックな自然の力を感じることができます。道北・道東エリアでは、世界自然遺産に登録されている知床半島や、日本最大の湿原である釧路湿原など、自然の宝庫を訪れることができます。また、この地域独特の野生動物や珍しい植物を観察するチャンスも豊富にあります。この地域の自然は、ただそこに立つだけで心が洗われるような感覚を与えてくれます。

旭岳

所在地:北海道東川町ノカナン
旭岳、北海道の最高峰として知られるこの雄大な山は、春から夏にかけての訪問に最適な観光スポットです。春は5月下旬から始まり、冬の長い眠りから目覚めた旭岳は、新緑や溶けゆく雪の清々しさが魅力です。山麓ではミズバショウやエゾノリュウキンカが咲き乱れ、訪れる人々に春の訪れを知らせます。夏は高山植物の宝庫と化し、2時間ほど歩くと裾合平(すそあいだいら)に到達し、一面のお花畑が楽しめます。標高が高いために、本州の3000メートル級の環境に匹敵する豊かな自然を体感でき、姿見の池周辺では多くの種類の高山植物を観賞できます。旭岳へのアクセスは旭岳ロープウェイが便利で、標高1600メートルまで気軽に登ることができます。旭岳ビジターセンターでは、気象情報や自然情報を得ることができ、安全に楽しむためのサポートも充実しています。また、周辺には旭岳温泉があり、登山や散策の後には温泉で疲れを癒すことができます。
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羽衣の滝

所在地:北海道東川町松山温泉
東川町にある「羽衣の滝」は、日本の滝百選にも選ばれており、北海道で最も高い落差を誇る名瀑です。約270メートルの落差を持つこの滝は、大雪山系の東側、天人峡に位置しています。忠別川の支流であるアイシポップ沢と双見沢からの水が7段に分かれて落下し、途中で2つの沢が合流する壮大な自然の造形美を見せています。訪れるには、天人峡温泉街から約1時間15分のトレッキングが必要ですが、その道中は春から夏にかけての新緑や、秋には美しい紅葉が楽しめます。滝見台に到着すると、晴れた日にはその背後にそびえる旭岳も望むことができ、自然の壮大さを存分に感じることができます。滝の周辺は、大雪山国立公園内に位置し、四季折々の自然を楽しむことができます。とくに春の雪解け水をたっぷりと含んだ時期は、水量が増え滝の迫力が一層増します。この期間はハイキングやトレッキングに最適で、大自然の中でリフレッシュするにはうってつけの場所です。
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就実の丘

所在地:北海道旭川市西神楽就実
旭川市にある「就実の丘」は、壮大な自然のパノラマが広がる絶景スポットです。旭川空港から車でわずか15分の距離に位置し、北海道の広大な丘陵風景を一望できます。春から夏にかけては、新緑や花々が彩りを添え、訪れる人々に北海道ならではの大自然の魅力を存分に感じさせてくれます。丘からは大雪山連峰や十勝岳連峰、旭川や美瑛の街並み、そして広大な農地が見渡せます。特に、丘へと続く道のりはジェットコースターのようなアップダウンがあり、ドライブの楽しみも一層深まります。この道を走りながら、北海道の壮大な景色を満喫することができます。この丘は、静かなロケーションが魅力で、鳥のさえずりや風の音など、自然の音を楽しむことができます。訪れる人々には、日常を忘れさせるような穏やかな時間が提供されます。自然愛好家や写真家にとっては格好の撮影スポットであり、ドラマやCMのロケ地としても使われることがあります。
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白金青い池

所在地:北海道美瑛町白金
美瑛町にある「白金青い池」は、その名の通り、神秘的な青い水の池として知られています。春から夏にかけてとくに美しいこの池は、天然の美しさと人工的な介入が織り成すユニークな景観で訪れる人々を魅了します。青い池の色は、水中に含まれるコロイド状の鉱物粒子が太陽光を散乱することによって生まれます。この現象は特に晴れた日に顕著で、青色がより鮮やかに見えます。春には周囲の雪解け水が池に流れ込み、夏には新緑の中で青い池が一層引き立ちます。訪れる観光客は、四季折々の自然の移ろいとともに、時間帯によって変わる池の色の変化を楽しむことができます。散策路が整備されており、池の周囲をゆっくり歩きながら、静寂に包まれた自然の美しさを堪能することが可能です。ここから車で3分ほどのところには道の駅 びえい「白金ビルケ」があります。レストランやショップがあるのでぜひ立ち寄ってみてください。
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白ひげの滝

所在地:北海道美瑛町白金
美瑛町にある「白ひげの滝」は、その名の通り白い髭をたなびかせるかのような迫力ある姿で訪れる人々を魅了します。約30メートルの高さから流れ落ちる地下水が、青く澄んだ美瑛川に溶け込み、とくに春から夏にかけての新緑や紅葉の季節には、その美しさが一層際立ちます。美瑛川にかかる白金橋から上流を見上げると、岩肌から湧き出る清らかな水が、まるで白い髭のように流れ落ちる様子を望むことができます。滝の水は、十勝岳連峰の地下水が溶岩層の割れ目から流れ出ており、日本でも珍しい潜流瀑のひとつです。この地下水が含むアルミニウムの影響で、美瑛川の水は神秘的な青さを帯び、「ブルーリバー」とも称されます。滝周辺には、散策路が整備されており、自然を間近に感じながらの散歩や写真撮影に最適です。また、近くには日帰り温泉施設もあるため、観光の後は地元の温泉でリラックスするのもおすすめです。
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十勝岳 望岳台

所在地:北海道美瑛町白金
北海道の大自然を存分に感じられる美瑛町の「十勝岳望岳台」。白金温泉から十勝岳に向かう途中、標高930メートルに位置するこのビューポイントは、活火山である十勝岳の噴煙やむき出しの岩肌が目の前に広がるダイナミックな景色が楽しめます。春から夏にかけては、1周約1.1キロメートルの遊歩道を約45分で散策することができ、高山植物の豊かな自然に触れることができます。とくに夏は、さまざまな高山植物を愛でながらの自然散策が楽しめ、紅葉も見事なため秋の訪問もおすすめです。十勝岳周辺の登山拠点としても知られる望岳台には、レストハウスと駐車場が併設されており、登山者や自然を愛する人々にとって便利な施設が整っています。運がよければエゾナキウサギを見ることができるかもしれません。北海道の壮大な自然を背景に、十勝岳望岳台からの眺望は訪れる人々に忘れられない記憶を残します。美瑛や富良野の丘陵地帯を一望できるこの地は、自然の美しさと大地の力強さを同時に感じられる場所です。
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星野リゾート トマム 雲海テラス

所在地:北海道占冠村中トマム
占冠村の「星野リゾート トマム 雲海テラス」は、北海道の大自然を象徴する絶景スポットです。この場所は、とくに春から夏にかけて、天空に浮かぶような雲海を目の前に望むことができる、訪れる人々を魅了し続ける場所です。ゴンドラ山頂駅にある雲Cafeでは、絶景を眺めながらスイーツやドリンクを楽しむことができます。また、ゴンドラ山頂駅から少し歩いたところには、その絶景をさらに楽しむため、クラウドウォークやスカイウェッジ、クラウドプールなども。雲海は気象条件に大きく左右されますが、5月中旬から10月中旬までの期間、早朝に発生することが多く、その幻想的な美しさは訪れる人々に深い感動を与えます。トマム山の頂上付近から眺める雲海は、まるで異世界に迷い込んだかのような神秘的な体験を提供します。雲海テラスへのアクセスは、星野リゾート トマム内からゴンドラに乗って行くことができ、ゴンドラからの景色もまた格別です。
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銀河の滝

所在地:北海道上川町層雲峡
上川町に位置する層雲峡は、壮大な自然景観で知られ、なかでも「銀河の滝」とその横にある「流星の滝」は訪れるべき名所です。銀河の滝は、120メートルの落差から繊細に流れ落ちる水が白糸のように見えることからその名が付けられました。隣り合う流星の滝とともに、男滝・女滝とも呼ばれ、それぞれの美しさが訪れる人々を魅了しています。この滝周辺は、春から夏にかけての訪問がとくにおすすめです。新緑の季節には、鮮やかな緑に囲まれた滝がさらに美しく見え、夏には涼しげな水しぶきが訪れる人々に爽やかなひと時を提供します。滝の近くには、「滝ミンタラ」という売店もあり、地元のおみやげを購入することができます。滝の見学の後などにぜひ立ち寄ってください。さらに、滝ミンタラ・駐車場から、滝を背に20分ほど斜面を登ると、双瀑台の展望台に着きます。ここからは、銀河の滝と流星の滝の2つの滝を一度に眺めることができます。
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黒岳

所在地:北海道上川町層雲峡
上川町に位置する「黒岳」は、大雪山国立公園内にある北海道の名峰で、とくに春から夏にかけては多くの観光客や登山愛好家が訪れます。春には雪解けとともにに広がる新緑やチシマザクラの花が、夏には高山植物の群生や涼やかな気候が訪れる人々を魅了します。また、この時期には雲海を望むことができる日もあり、その神秘的な景色は訪れる人々にとって忘れがたい思い出となるでしょう。黒岳へのアクセスは、層雲峡から運行されているロープウェイが便利です。ロープウェイは、五合目の駅まで約10分で到着し、そこからさらにリフトで七合目まで登ることができます。七合目からは、頂上へ向けてのハイキングコースが整備されており、初心者から経験豊富な登山者まで幅広く楽しむことができます。登山以外にも、黒岳周辺には層雲峡温泉などの温泉施設も豊富にあり、登山後の疲れを癒やすのに最適です。また、地元の食材を活かした料理を提供するレストランや、特産品を取り扱うおみやげ店もあります。
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当麻鍾乳洞

所在地:北海道当麻町開明4区
当麻町にある「当麻鍾乳洞」は、昭和32年に石灰岩採掘中に偶然発見された、全長135mの鍾乳洞です。約1億5000万年前のジュラ紀からカルスト台地の石灰岩が水によって浸食され、形成されました。この洞窟は北海道の天然記念物に指定されています。内部は上中下の3段階に分かれ、5つの部屋に区切られています。天井から、つららのように垂れ下がる鍾乳管や、地表から筍のように伸びる石筍など、さまざまな鍾乳石が見られます。とくに、不純物が少なく結晶度が高い鍾乳石は、透明感と輝きを放っており、自然が生み出したアートとも言える美しさを持っています。夏でも洞内は10℃前後とひんやりとしており、ライトアップされた鍾乳石は一層幻想的な雰囲気を演出します。ここでは、地元の名産品である「龍乃泉」という日本酒が熟成されています。この日本酒は、洞窟内の一定の温度と湿度の下で熟成され、特別な味わいを醸し出しています。
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屈斜路湖

所在地:北海道弟子屈町字美留和
弟子屈町の「屈斜路湖」は、阿寒摩周国立公園内にある、壮大な自然美を誇るカルデラ湖です。周囲約57kmに及び、火山活動によって形成されたこの湖は、日本最大のカルデラ湖であり、その美しさは四季を通じて多くの観光客を魅了します。とくに春から夏にかけての屈斜路湖は、新緑や花々が湖畔を彩り、訪れる人々に穏やかな時の流れを感じさせます。また、雲海の絶景スポットとしても有名です。特定の条件下で、幻想的な雲海が湖面を覆い隠し、その上に昇る朝日とともに神秘的な景色を生み出します。この雲海を目指して、湖のまわりにある津別峠展望台や美幌峠展望台、藻琴峠展望台などに、早朝から多くのカメラマンや観光客が集まります。さらに湖周辺では、季節に応じたさまざまなアクティビティが楽しめます。春には解氷の瞬間を捉えることができ、夏はカヌーやカヤックで湖や釧路川などを楽しむことができます。
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オンネトー

所在地:北海道足寄町茂足寄
足寄町の「オンネトー」は、阿寒摩周国立公園内にある神秘的な美しさを誇る湖です。アイヌ語で「年老いた沼」「大きな沼」を意味します。春から夏にかけて、とくに息をのむような美しさを見せます。この期間、湖はダークブルー、エメラルドグリーン、澄んだ青など、天候や視角によってさまざまな色に変化します。湖畔には、美しい自然を満喫できる散策路が整備されており、春の新緑や夏の澄んだ空気の中、心地よい森林浴が楽しめます。とくに、雌阿寒岳や阿寒富士を背景にした湖の景色は、圧倒的な美しさを誇ります。また、湖の周辺では、ハクサンシャクナゲやイソツツジなど、北海道特有の美しい花々を見ることができます。これらの花は、6月から7月にかけて最も美しい姿を見せ、湖畔の自然と調和して絶景を創出します。湖の神秘的な色変化を楽しむもよし、豊かな自然の中での散策を楽しむもよし、北海道の大自然が織りなす壮大な景色を体験してください。
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釧路湿原

所在地:北海道釧路市、釧路町など
「釧路湿原」は日本最大の湿原地帯として知られ、春から夏にかけてその美しさが際立ちます。広大な面積を誇るこの湿原は、独特の生態系と豊富な野生生物が棲む場所です。春の訪れとともに生き生きとした色合いを取り戻し、さまざまな生物が活動を始めるのを観察することができます。とくに春は、冬の長い眠りから覚めた釧路湿原が新緑に包まれ、一面の草花が息を吹き返します。この時期には、エゾスカシユリやミズバショウなど、湿原特有の植物が咲き誇り、訪れる人々に春の訪れを告げます。夏には湿原全体が緑豊かな草原へと変わり、カヌーや遊歩道を通じてその美しさを間近で感じることができます。また、湿原のなかを流れる釧路川では、カヌーを楽しむことができ、水面からの独特の視点で湿原の自然を楽しめます。春から夏にかけての釧路湿原は、自然の驚異を目の当たりにできる貴重な場所です。豊かな生態系と絶景を求めて、ぜひこの時期に訪れてみてください。
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知床五湖

所在地:北海道斜里町遠音別村
斜里町の「知床五湖」は、世界自然遺産エリア内にある絶景スポットです。春から夏にかけて、この湖周辺では特有の自然美と生態系の豊かさを見ることができます。知床五湖は、その名の通り五つの湖から成り立っており、原生林に囲まれた静謐な美しさがあります。春には、湖周辺の雪解け水が新緑の中に溶け込み、夏には湖面が太陽の光を反射してキラキラと輝きます。この期間、さまざまな野生動物や植物を観察することができます。とくに、春のエゾエンゴサクやキバナノアマナなどの野花が咲き誇る様子は、訪れる人々の心を和ませます。また散策路では、エゾシカなどの姿を遠くから目撃することがあり、野生の生態系を間近に感じることができます。気軽に散策できる高架木道と地上遊歩道の2つの楽しみ方があります。地上遊歩道では、より自然に近い形で知床の原始林を体験することが可能です。
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十勝牧場 白樺並木

所在地:北海道音更町駒場並木
「十勝牧場 白樺並木」は音更町に位置し、北海道らしい壮大な景色が広がる場所です。約1.3キロメートルにわたって続くこの並木道は、約70年前に牧場職員の手によって植樹されたもので、訪れる人々に北海道の大自然の美しさを伝えています。春には雪解けとともに新緑が目を覚ますとともに、白樺の葉が鮮やかな緑色に変わり、夏には深い緑の中で涼しげな風が吹き抜けます。音更町の「美林」にも指定されており、その美しさはテレビドラマや映画のロケ地としても使用されるほどです。訪れる人々は散歩や、自転車や車でのドライブも楽しむことができます。この並木の白樺は、カバノキ科カバノキ属の落葉広葉樹で、北海道を中心に東北地方や長野県などに分布しています。樹皮は白く、滑らかで美しいことから、北海道を象徴する樹木として親しまれています。また、牧場内の高台にある展望台からは、周囲に広がる清々しい牧草地や十勝の雄大な山々の景色を望むことができます。
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羅臼のホエール・シャチウォッチング

所在地:北海道羅臼町富士見町(観光船出航場所)
羅臼では、春から夏にかけて雄大な知床連山を背後に、シャチやマッコウクジラ、ザトウクジラなど、さまざまな種類の動物を間近で観察できます。とくに5月によく見られるシャチが有名で、力強いジャンプや背びれの姿を間近で観察でき、まさに圧巻です。シャチは群れで行動することが多く、水面を力強く泳ぐ姿は迫力満点です。6月に入ると、マッコウクジラやザトウクジラが羅臼沖に姿を現します。世界最大級の潜水動物であるマッコウクジラの巨体や、豪快なブリーチングで知られるザトウクジラの迫力満点のパフォーマンスは、一生忘れられない思い出になるでしょう。マッコウクジラは、その巨体と独特な頭部形状が特徴です。ザトウクジラは、水面から飛び出す豪快なブリーチングや、長い尾びれを水面に叩きつけるスラップなど、さまざまなパフォーマンスを見せてくれます。羅臼でのホエール・シャチウォッチングは、経験豊富なガイドによる解説を聞きながら、小型船でクジラなどに接近できるのが魅力です。
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士幌線タウシュベツ川橋梁跡

所在地:北海道上士幌町ぬかびら源泉郷
上士幌町にある「士幌線タウシュベツ川橋梁跡」は、かつて鉄道橋として使用されていた旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群のひとつです。春から夏にかけて、緑が生い茂る時期には、橋脚と水面に映る風景が幻想的な美しさを見せてくれます。4月~5月頃には、雪解け水が橋脚周辺を覆い、水面に緑の絨毯が広がります。水面に映る青空と新緑のコントラストは、まさに絶景です。6月~7月頃には、橋脚周辺にさまざまな花が咲き誇ります。とくにエゾカンゾウの黄色い花が一面に広がる景色は圧巻です。湖の水位は季節により異なり、橋梁はダムの水が少ない1月頃から凍結した湖面に現れ、6月頃から水位が上昇して沈み始め、8〜10月頃には湖底に沈みます(水位の変化ははさまざま条件により、その年により異なります)。見学はタウシュベツ展望台から。NPO法人ひがし大雪自然ガイドセンターの有料ツアーに参加すると橋梁の間近まで行くことができます。
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摩周湖

所在地:北海道弟子屈町
弟子屈町の「摩周湖」は阿寒摩周国立公園内にあり、春から夏にかけて、その神秘的な美しさで訪れる人々を心から楽しませてくれます。とくにその透明度の高さで知られ、晴れた日には「摩周ブルー」と称される深い青色が湖面に広がります。春には、周囲の雪解け水が湖に流れ込み、一層透明度を増し、湖面は鏡のように周囲の景色を映し出します。夏になると、湖は暖かな日差しを受けて、より一層鮮やかな色彩を湖面に映し出します。摩周湖を訪れる際には、第一展望台や第三展望台からの眺めがおすすめです。ここからは湖全体を見渡すことができ、摩周湖の壮大な美しさを堪能することができます。春夏の期間は、霧が発生しやすく、これが湖の神秘的な雰囲気を一層高めています。霧の中から現れる摩周湖の風景は、まるで異世界に迷い込んだような感覚を覚えさせます。また、夜の摩周湖も魅力的です。周辺に人工的な光が少ないため、天気がよければ満点の星空を楽しめます。
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トドワラ

所在地:北海道別海町野付
別海町の野付半島に位置する「トドワラ」には、海水によって侵食されたトドマツの枯れ木があり、まるでこの世の果てのような荒涼とした美しさを放っています。この場所は北海道の厳しい自然環境とその中で生きる植物や動物たちの生命力を感じさせてくれます。夏には、周囲の草原や湿地では北海道特有の花々が咲き誇り、立ち枯れたトドマツとの対比が印象的な景色を作り出します。訪れる人々は散策路を歩きながら、海水と潮風にさらされた木々の残骸を見たり、野付湾の鏡のように静かな水面や遠くに広がるオホーツク海の絶景を堪能することができます。自然の摂理を肌で感じることができる貴重な場所であり、夏の訪れとともに、その独特の風景は訪れる人々に深い印象を残します。トドワラへの散策路の出発地点には野付半島ネイチャーセンターがあり、2階は野付半島の自然環境の説明、1階にはおみやげの売店とレストランがあります。
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開陽台

所在地:北海道中標津町俣落2256-17
中標津町にある「開陽台」は、春から夏にかけて壮大な自然景観を楽しむことができる人気の観光スポットです。標高270メートルのこの展望台からは、視界330度にわたる大パノラマが広がり、訪れる人々に地球の丸さを実感させてくれます。春には広大な牧草地が新緑で覆われ、生命の息吹を感じることができます。夏になると、この地の自然はさらに色彩を増し、眼下に広がる草原は太陽の光に輝きます。その絶景だけでなく、清々しい空気と静寂に包まれた環境で、日頃の喧騒を忘れさせてくれる場所としても知られています。展望台からは、晴れた日には根室海峡や国後島まで望むことができ、天候がよければ夜には満点の星空も楽しむことができます。展望館内では、地元中標津の酪農製品を使ったメニューを味わうことができ、なかでもはちみつをたっぷりとトッピングした「しあわせのはちみつソフト」は訪れた際にぜひ試してほしい一品です。
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