行きたいまちへ、
生きたいまちへ。
深い森と美しい水に囲まれた、北海道弟子屈町。ここは面積の65％が阿寒摩周国立公園に位置する自然豊かなまちです。
世界有数の透明度を誇る摩周湖や、100年以上の歴史を持つ温泉街、日本一大きなカルデラ湖の屈斜路湖、今なお噴気を上げる硫黄山など、森と湖と火山の織りなす、大自然が広がっています。ダイナミックな自然の造形美と、この自然の中での暮らしの豊かさ、ここで生きる人々の優しさと力強さに惹かれ、毎年多くの移住希望者が訪れる弟子屈町。ほんの数日の旅であっても、心にのこる大切な1ページとなりますように。
世界有数の透明度を誇る摩周湖や、100年以上の歴史を持つ温泉街、日本一大きなカルデラ湖の屈斜路湖、今なお噴気を上げる硫黄山など、森と湖と火山の織りなす、大自然が広がっています。ダイナミックな自然の造形美と、この自然の中での暮らしの豊かさ、ここで生きる人々の優しさと力強さに惹かれ、毎年多くの移住希望者が訪れる弟子屈町。ほんの数日の旅であっても、心にのこる大切な1ページとなりますように。
弟子屈で
sustainableな
旅をするための
10のヒントとその事例
～自然に寄り添い、自然から学び、自然をRespectする
こんな風土を感じる旅したい人へのメッセージ～
1. ハイシーズンを避けてひがし北海道の四季を楽しむ
北海道観光はどうしても真夏に集中してしまいがち、季節のうつろいが激しいひがし北海道ではちょっと期間をずらすだけで前後の季節の名残や兆しに出逢うこともでき魅力も倍増、さらに混雑も避けられ、自然への負荷も減ることになります
［弟子屈では…］
春は日本一遅い桜と新緑、秋は紅葉のトレイル、冬は美しい風景とサウナ
「摩周・屈斜路トレイル」
静かな時期に、身体いっぱいで自然を感じられる弟子屈町のロングトレイル
摩周湖から屈斜路湖までを結ぶ、全長50㎞のロングトレイル。森の中、湖畔、集落、アイヌの人々の通った道と、移ろう景色を眺めながらの歩く旅は、国内外の多くのハイカーを惹きつけます。特に、新緑の季節や紅葉シーズンは、虫も少なく、森も美しく、気候も歩くのに最適。旅程に合わせて、セクションごとのハイクもオススメです。
「屈斜路湖サウナ倶楽部」
オーソドックスかつ新しい弟子屈の楽しみかた、温泉とサウナで自然と一体になる
カルデラの大地である弟子屈町は、町のいたるところから温泉が湧き出ています。どこでも入れる温泉ですが、近年は魅力的なサウナ施設も次々と出来ています。中でも、屈斜路湖サウナ倶楽部は全国の「サウナー」憧れの、森の中に佇むプライベートサウナ。薪式のサウナ、高さ170㎝の樽風呂（水）に、源泉かけ流しの温泉などを貸切で楽しむことができます。
「結氷」に会いに
冬は美しい。厳しい寒さが創り出す、とびきりの音と風景の芸術
冬、内陸の弟子屈町は氷点下20℃以下にまで下がることも珍しくはありません。1月下旬から2月にかけて、湖が凍る時に聞くことのできる結氷音は、宇宙を感じる不思議なハーモニー。屈斜路湖のほとりはしぶき氷が連なり、結氷した湖にはフロストフラワーや御神渡りも現れます。とびきりの寒さが創り出す、とびきりの風景に、会いにきませんか。
2. 思ったより大きいひがし北海道。
だからあえて長期間滞在へのチャレンジ
まずは短期間からでも、その次の来訪は一日でも長く滞在するとみるみる新しい発見や地元の方々との交流が。きっと地域との関係が限りなく膨らんでゆきます
［弟子屈では…］
ゲストハウス TESHIKAGA HOSTEL MISATO
「TESHIKAGA HOSTEL MISATO」
二拠点生活や長期滞在もオススメ、エネルギーにあふれたゲストハウス
年齢も国籍も違うさまざまな人が集うゲストハウス。個室からドミトリーまであり、長期滞在者のための料金プランがあるのも魅力です。建物１階のロビーでは定期的にイベントが開催され、移住の相談からおすすめの観光スポットまで、なんでも相談できるコミュニティマネージャーが常駐。敷地内には、町内でもここだけというバスサウナもあります。
3. はっきり言って交通は不便ですが、
まずはできるだけ公共交通機関を利用する
その上で観光向け公共交通としてエクスプレスバスをはじめ、各交通機関もやさしい 交通を目指し工夫をしています ロスタイムも当地らしさ、活かしてもらえれば…と
［弟子屈では…］
摩周・屈斜路えこパスポート（周遊バスきっぷ）、レンタサイクル体験サービス
「弟子屈えこパスポート（摩周・屈斜路周遊バスきっぷ）」
2日券・3日券で周遊バスが乗り放題！環境にも配慮
弟子屈えこパスポートは、年に2回、夏と冬の運行期間中、町内を走る「摩周湖バス」「屈斜路バス」「川湯線」の3路線のバスが乗り放題になるお得なチケット。一部の路線には、ガイドの同乗もあり、解説を聞くこともできます。環境に配慮し、多くの方に公共交通機関を利用してほしいという願いを込めて、収益の一部はカーボンオフセットマネーとして緑化推進事業に活用されます。
「レンタサイクル体験サービス」
町内4ヵ所で借りられる自転車。電動アシストつきの自転車で出かける
旅先でのちょっとした移動に、レンタサイクルを利用してみませんか。貸出場所は、JR摩周駅、摩周湖カムイテラス、JR川湯温泉駅、川湯ビジターセンターの4ヵ所。時間制限なし、お得な価格で電動アシスト付き自転車やシティサイクル、折りたたみ自転車を借りることができます。6月～11月の期間限定。
4. 地元ライフスタイル、
とりわけアイヌ文化などの伝統を見直してみる
長年、自然に寄り添い過ごしてきた地域の伝統文化からは様々なstoryを教えてくれることと同時に当地独特の自然や地域に対して畏敬の念も膨らんでくることでしょう
［弟子屈では…］
屈斜路コタン・アイヌ民族資料館
「屈斜路コタンアイヌ民族資料館」
屈斜路湖のほとり、コタン地区で、歴史や文化に触れるひとときを
アイヌ民族の歴史や文化を今に伝える施設。ドーム型の独創的な建物は、天円地方宇宙の建築構造を模しています。館内にはアイヌ民族の生活や歴史に関連した約450点の収蔵品が「ユーカラの森」「コタンの大地」「コタンの移り変わり」「山野を駆ける」「コタンを支える人々」の5つのテーマに分けて展示されています。屈斜路湖畔で暮らしてきたアイヌの人々の生活や文化に触れることができる、貴重な施設です。
5. 食材の宝庫、ひがし北海道 ご当地の食に親しむ
ひがし北海道は驚くほど食材が満載です 町から町へと移動し通過する景色一つ一つも大地や海の恵みの風景、風土に感謝、風土をいただく思いで食してください
［弟子屈では…］
MADE inてしかがガイド
「MADE in てしかがガイド Vol.1〜4」
地元メンバーがオススメする、弟子屈産メニューの飲食店ガイドブック
住民により構成されるまちづくり協議会のメンバーが、自分たちが本当にオススメしたいお店、なおかつおいしい地場産食材を使ったメニューのあるお店だけを紹介した飲食店ガイド。ほこほこのじゃがいも、甘みのある蕎麦、新鮮な牛乳や、地場産のポークや和牛など、おいしい「MADE inてしかが」のお店が詰まっています。
6. 世界遺産、国立公園、流氷、湿原。
自然の中では責任を持って楽しみましょう
何百年もかかって出来上がった自然はカムイが創り上げた奇跡、しっかりと次の世代でも感動を引き継げるように意識しましょう
［弟子屈では…］
川湯ビジターセンター
「川湯ビジターセンター」
旅のはじまりに、地域を知る・ルールを知る
日本最大のカルデラ「屈斜路カルデラ」の中にある弟子屈町。旅のはじまりは、大地のなりたちや植生について学ぶことから。野生動物との接し方、クマの目撃情報、トレイルの歩き方など、ルールもこの施設で確認することができ、雨具やクマスプレーも借りることができます。館内には、アウトドア体験の相談もできるツアーデスクや、アカエゾマツをテーマにしたコンセプトショップ、おいしいコーヒーが人気のカフェも併設。
7. ひがし北海道のサステナブルの歴史に触れてみる
実はひがし北海道は世界有数のサステナブルな地域である一面もありました 100年以上も前に始まった動きもあり、過去現在未来と見渡していくとワクワクします
［弟子屈では…］
硫黄山MOKMOKベース
「硫黄山MOKMOKベース」
100年前の硫黄採掘の歴史にも触れる、硫黄山のダイナミックな噴気を望むわくわくスペース
硫黄山（アトサヌプリ）は、弟子屈町の発展の礎となった大切な場所。明治の頃からはじまった硫黄採掘が、さまざまなドラマを生みました。硫黄採掘のヒストリーは、硫黄山MOKMOKベースの展示コーナーに、その一部を見ることができます。
特産品を扱うMOKMOKマルシェや、硫黄山のダイナミックな噴気を間近に望めるMOKMOKシアターなど、工夫をこらした館内はゆっくり休憩することも可能。
「ふるさと歴史館」
原始の森が広がるこの地にやってきた、先代たち。開拓者の暮らしと歴史をたどる
弟子屈町の貴重な郷土資料を展示する、ふるさと歴史館。人々の暮らしの息吹を感じるさまざまな道具や書物が残されています。また、郷土の詩人と謳われる更科源蔵にまつわる貴重な資料や、元国鉄職員である種市佐改氏の歴史資料「旅と観光のコレクション」などが収蔵されています。入館は無料、館内には学芸員が常駐し、解説も受けられます。
8. マイボトルでひがし北海道自慢の水道水を飲む
水は人間の母体、と同時に自然でも原点です 地球上でもめずらしく日本全国生水は飲めますが綺麗でおいしい水はひがし北海道の自然からのストレートな贈り物です
［弟子屈では…］
給水ポイントMAP
「弟子屈町給水ポイントマップ」
弟子屈町のおいしい水を飲んで、汲んで、持ち歩こう！
弟子屈はおいしい水の豊富なまち。摩周湖の伏流水や、山からの豊富な湧水が住民の誇りです。旅の間は、使い捨てのペットボトルを買うのではなく、ぜひマイボトルを持っておいしい弟子屈の水を汲んでみませんか。
9. アイヌの工芸品など地元のデザイン、
工芸品をお土産にする
今やお土産品は通販でも買えますし簡単により安く、巷に溢れています 現地でなければ買えない、風土や文化に根差した工芸品や各種storyをモノとこころのお土産に
［弟子屈では…］
道の駅摩周温泉
「道の駅摩周温泉」
空港で買えるお土産は置かない！のが信条。ここならではのお菓子や工芸品が並ぶ
弟子屈町のエントランス、道の駅摩周温泉。採れたての新鮮な農産物コーナーをはじめ、地元のお菓子屋さんの銘菓、しぼりたて牛乳のジェラート、地元産のそばを使ったお酒など、ここならではの商品が並びます。奥のクラフトコーナーには、アイヌの民芸品や手作りの雑貨、絵葉書など町内の作家さんによる工芸品がずらり。この場所ならではのお土産を購入したいなら、ぜひ立ち寄りたい施設です。
10. その他地域オリジナル旅のヒントも順に発表
各地域ならではsustainableに
ひがし北海道sustainableに旅する10のヒントに続き、各地域風土にあわせたアレンジ版も遂次発表されます 各地域ならではさらに風土に寄り添ったsustainableな旅に
［弟子屈では…］
弟子屈なび
「弟子屈なび」で情報をチェック！
弟子屈でサステナブルな旅をしたいなら、まずは公式観光ポータルサイト
弟子屈町内の観光情報を掲載するポータルサイト「弟子屈なび」。体験、食事、宿泊などの事業者情報の他、旅行者のための安全情報やイベントのお知らせなども掲載されています。2023年7月にリニューアルされ、各施設のサステナブルな取り組みや、弟子屈町の持続可能な観光に関する情報も積極的に発信しています。旅マエにも旅ナカにも、ぜひ覗いてみてください。
このWebサイトまたは事業は（公社）北海道観光振興機構の助成を受けています。
一般社団法人 ひがし北海道自然美への道DMO