サスティナブル
ひがし北海道

~地球に、大自然に寄り添う旅は
この地から…

INTRODUCTION

ひがし北海道の
「サスティナブルな観光」の
ポイント
SDGsという言葉を毎日のように見かける様になりました。これは2015年9月国連サミットで採択された2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた人類の目標を示しています。そしてそれに貢献できる現実的な旅行の中ではサスティナブル・ツーリズム(持続可能な旅)が注目を集めています。これは一言で言うと旅行をする皆様、お迎えする観光地の自然やそこに住む人々、観光業界が全てハッピーで気持ちの良い旅を実現することです。

コロナ禍で様々なものや価値観が見直されていますが、混みすぎる観光地(オーバーツーリズム)や旅の自然や社会、経済に与える影響などがすでにコロナ前にも問題になってきました。ご存知の通り、そして「ひがし北海道自然美の道DMO」という名前でもお分かりのようにひがし北海道は全国でも有数の自然美に恵まれ、サスティナブルの宝庫です。今までも「ひがし北海道新観光スタイル」などでご紹介してきましたが、ここで改めてサスティナブル・ツーリズムにつながるプログラムや活動のほんの一部を新たな視点でご紹介させていただきます。

実はひがし北海道にいる我々も日常になり過ぎて、気づいていないサスティナブルな物事があるかもしれません。皆様がそんなことにお気づきになりましたら、是非お知らせください。そしてひがし北海道はもっと気持ちよくお過ごしいただけますよう挑戦もしていきます。そんな挑戦もご紹介していければと思います。

PICK UP

ひがし北海道の
サスティナブルな事例
「クマ活」、知床のクマを守るために
「クマ活」、知床のクマを
守るために
記事内容は2020年夏期執筆のものです
知床のヒグマ問題を解決するため、ウトロの人気ホテル「北こぶしリゾート」と知床財団がタッグを組みました!「クマ活」で市街地の草刈りを行うことにより、ヒグマの隠れ場所をなくし、街に近づけないようにする取り組みです。それが人々の安全とヒグマの命を守ることにつながります。
掲載内容は2020年夏期のものです
四季を通じて楽しめる温泉の川遊歩道
記事内容は2020年夏期執筆のものです
世界屈指の透明度を誇る摩周湖と、日本最大のカルデラ湖・屈斜路湖との間に位置する川湯温泉は、硫黄山を源泉に豊富な湯量を誇る薬効の高い硫黄泉です。その川湯温泉では、源泉が持つ高い殺菌効果を利用した、新たな取り組みが行われています。
記事内容は2020年夏期執筆のものです
四季を通じて楽しめる
温泉の川遊歩道
一年を通して続く整備、
「ひがしもこと芝桜公園」の桜守のストーリー
一年を通して続く整備、「ひがしもこと
芝桜公園」の桜守のストーリー
記事内容は2020年夏期執筆のものを加筆修正しました
4月下旬から少しずつ咲き始め、5月中旬ごろに満開となる芝桜。1か月ほどの短い期間の開花のために、芝桜レディをはじめとする公園管理スタッフは、芝桜の中の草取りや害虫駆除対策、さらに痛んでしまった芝桜を植え替える作業など、保守整備を1年通して行っています。
記事内容は2020年夏期執筆のものを加筆修正しました
OTHERS
知床ゴミ拾いプロジェクト

サスティナブルなポイント

世界遺産に指定されてはいるものの路上や海岸にゴミが多く見られる知床。ヒグマや野生動物の命、知床の自然環境を守るために、有志を募って、定期的にゴミ拾い活動をしています。

参加者は若者からロータリークラブメンバーまで年齢も立場も違うさまざまなボランティアです。ゴミ拾いだけでなく海洋ごみのセミナーを小学校で実施したり流氷の街にふさわしいアクティビティーも行っています。

もちろん旅行者の皆様の参加も大歓迎です。
十勝千年の森

サスティナブルなポイント

サスティナブル・ツーリズムの基本的な考え方は長く将来にわたって社会や自然に貢献できる旅行です。十勝千年の森の整備構想が立ち上がったのは、約30年前の1990年のことです。母体となる地元紙を発行する十勝毎日新聞社が、新聞制作の過程で大量に紙を消費することから、“植樹によって地球に資源を返そう(カーボン・オフセット)”と考えたのが始まりでした。

美しい山々が連なる日高山脈の麓(ふもと)にある清水町の羽帯地区に約400ヘクタールの土地を取得。1000年後の未来へ、永続的に森づくりを続けるため、2003年から人を呼び込むためのガーデン整備が始まりました。

設計は英国人デザイナー、ダン・ピアソン氏が担当。環境貢献活動「カーボン・ オフセット(炭素の相殺)」を起源に、森、庭、 農、アート、食と、さまざまな手段をもって、人が自然と触れ合える機会を創出しています。
アイヌ文化ガイドツアー

サスティナブルなポイント

自然に関係したことだけがサスティナブル・ツーリズムのテーマではありません。それはその土地の文化にも関係しています。深く旅先の文化を理解し、尊敬の念を持つこと、そのような行動をとることが旅行者に求められます。また、観光業界は文化を正しく体験できるプログラムを提供しなければなりません。

アイヌ文化ガイド「Anytime, Ainutime」は「森」、「湖」、「ものづくり」の3つの要素で構成された、アイヌ自らがアイヌ文化を伝えていくことをテーマとしたツアーです。阿寒摩周国立公園の恵まれた自然を満喫しながら、また、アイヌに古くから伝わる工芸技術を体験しながら、彼らの文化に触れていくことができ、アイヌならではの自然観や考え方を知ることで本物の文化を体験できます。
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